人材採用定着しくじり話

紹介で入社した従業員が不和の種?

社内の重苦しく暗い雰囲気のイラスト

社内の重苦しく暗い雰囲気のイラスト

採用活動の主な目的

チームを作って、目標に向かって走るための仲間集め

採用活動で重視してきたポイント

スキルは関係なく、ものの考え方を重視している

過去の採用活動でのしくじり

一番大きいのは、かなり昔の話ではありますが、裁判沙汰になってしまった案件がありました。弊社の社員の知り合いを紹介して頂く形で、新しい社員を採用しました。その方をこの話の中ではJさんとします。

勿論、既存の社員からの紹介ですので、信頼した上での採用でした。しかし後でよくよく聞いてみると、Jさんはガチガチの労働組合系の方でした。

当方は中小企業であり、労働環境が整備されているかと言えば、当然ながら大企業のそれとは比較にならない状況でした。しかし、Jさんの申し入れによって、環境整備も進めていかないといけないなという空気になりかけていました。

そんな時に、職場内で事故があり、Jさんが加害者ということになってしまったのです。

作業に使用するフォークリフトで誤った操作をしてしまったのです。Jさんとは別の社員、この話の中ではKさんとします。Jさんが操作したフォークリフトの先端がKさんを突いてしまう事故が起こったのです。

当然ながら、当事者間だけでなく、会社としての責任も介在しての話になったのですが、そこでJさんは全てを放棄して、逃げてしまったのです。

会社としては、被害にあったKさんへの対応を含めて最善の対応をしたのですが、Kさん自身がJさんにあまり良い感情を抱いていなかったこともあり、裁判になり、金銭的なことも含めて、大ごとに発展してしまったのです。

労働環境に対して、改善を唱えるJさんは一見、労働者側の味方のはずなのですが、性格的に自身の利害をいちいち口にするタイプであり、そういったことによる同僚との不和があったようです。更には事故後に逃げるように退職したことについても、のちの混乱の元になったんじゃないかと思います。

しくじりの原因は何だとお考えですか?

かなり昔の話であり、私自身も人づてに聞いた話です。事実関係としては話した通りなのですが、事業所の中でもう少しチームとしての一体感があれば、不仲からの裁判沙汰にはならなかったではないかと思います。

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